Wayback Machine(ウェイバックマシン)は、アメリカの非営利団体 Internet Archive が運営している、Webページの保存サービスです。1990年代から世界中のページを自動で保存し続けていて、今は見られなくなったサイトでも、保存されていれば当時の姿を見ることができます。
この記事では、消えたホームページを Wayback Machine で探す手順と、どれくらい残っているかの確かめ方を説明します。
1. 昔のページを見る手順
- ブラウザで
web.archive.orgを開きます。 - 上部の入力欄に、調べたいサイトのアドレス(例:
example.co.jp)を入れて Enter を押します。 - 年ごとの棒グラフと、カレンダーが表示されます。棒グラフで年を選び、カレンダーで丸の付いた日付を選びます。
- 表示された時刻を選ぶと、その時点で保存されたページが開きます。
開いたページのアドレスは、次のような形になっています。
https://web.archive.org/web/20210315083015/https://example.co.jp/
途中の 20210315083015 は保存された日時で、「2021年3月15日 8時30分15秒」を表しています。この数字を書き換えれば、近い日時の保存に移動できます。
2. カレンダーの色の意味
カレンダーの丸の色で、保存されたときの状態が分かります。
| 色 | 意味 |
|---|---|
| 青 | ページが正常に保存されている |
| 緑 | 別のアドレスへの転送(リダイレクト)が保存されている |
| オレンジ | 「ページが見つからない」などのエラーが保存されている |
| 赤 | サーバーのエラーが保存されている |
復元に使えるのは、主に青い日付です。サイトが消える直前の日付は、エラー画面が保存されていることもあるので、少し前の青い日付を探すのがコツです。
3. サイト全体でどれだけ残っているか調べる
トップページだけでなく、ほかのページも残っているかを知りたいときは、アドレスの最後に /* を付けて検索します。
https://web.archive.org/web/*/example.co.jp/*
保存されているアドレスの一覧が表示されます。ページ(.html)や画像(.jpg、.png)がどれくらいあるかで、復元できる範囲の見当がつきます。
一覧を1つずつ見るのは大変なので、件数をまとめて知りたいときは、当サイトの無料チェックを使ってください。ページ数、画像数、保存されている期間をまとめて表示します。
4. うまく表示されないときは
デザインが崩れている・画像が出ない
Wayback Machine は、ページと画像を別々のタイミングで保存しています。そのため、ページは残っていても、画像やデザイン用のファイル(CSS)だけ保存されていないことがあります。別の日付を開くと表示される場合もあります。
何も保存されていない
次のような場合は、保存されていないことがあります。
- 公開期間が短かった、ほとんどリンクされていなかった
- サイト側の設定で、保存を拒否していた
- サイトの持ち主の申請で、保存が削除された
以前は別のアドレスで公開していた場合もあるので、旧ドメインや、www. の有無を変えて試してみてください。
5. 今のサイトを保存しておく方法
Wayback Machine の自動保存を待たなくても、自分でページを保存できます。トップページの「Save Page Now」の欄にアドレスを入れて「SAVE PAGE」を押すと、その場で保存されます。
ただし、これはあくまで万一のための保険です。サーバー会社のバックアップや、手元へのファイルの保存も必ずしておきましょう。
見られるのと、使えるのは別の話
Wayback Machine で見られるページは、そのままでは自分のサーバーに移せません。Wayback Machine 用の仕組みが埋め込まれていたり、リンク先が保存用のアドレスになっていたりするためです。1ページずつ保存し直してリンクを直す作業は、ページ数が多いと大変です。
よみがえる.web では、この作業を代わりに行い、そのまま公開できる形に整えてお渡しします。なお、ページの文章や画像の権利は元のサイトの持ち主にあるため、復元のご依頼はサイトの持ち主か、持ち主から依頼を受けた方に限っています。
あなたのサイトは残っている?
ドメインを入れるだけで、Wayback Machine に保存されているページ数と時期が分かります。登録不要・無料。
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