クレジットカードの期限切れ、担当者の退職、請求メールの見落とし。レンタルサーバーの契約が切れてホームページが消えるのは、よくあるトラブルです。気づいた時点でどれだけ時間が経っているかによって、取れる手が変わります。
1. 契約が切れたあと、データはどうなるか
一般的には、次の順番で進みます。
- 利用期限が切れる:サイトが表示されなくなります。
- 一定期間、データが保管される:表示は止まっていても、サーバー上にデータは残っています。この間に料金を払えば、元どおりに再開できることが多いです。
- データが削除される:保管期間を過ぎると、サイトのファイルやメール、データベースが消去されます。
保管期間の長さや、再開できるかどうかはサーバー会社によって違います。気づいたら、その日のうちにサーバー会社のサポートへ問い合わせてください。
2. まず確認すること
- 契約者は誰か:自社名義か、制作会社や前の担当者の名義か。名義人でないと手続きできないことがあります。
- サーバー会社とプラン:請求書、契約時のメール、クレジットカードの明細などから確認します。
- いつ止まったか:保管期間内かどうかの判断に必要です。
- ドメインも一緒に切れていないか:サーバーとドメインを同じ会社で契約していると、両方まとめて止まっていることがあります。ドメインについてはこちらの記事を参照してください。
3. データが残っている場合
料金を払って契約を再開すれば、ほとんどの場合そのまま元に戻ります。再開できたら、次の2つをすぐにやっておきましょう。
- サイトのファイルを、FTP や管理画面のファイルマネージャーで手元に保存する
- WordPress などを使っている場合は、データベースのバックアップも取る
再開できないプランや、別のサーバーに移りたい場合も、保管期間内ならデータを取り出せないかサポートに相談してみてください。
4. データが消えていた場合
サーバー上のデータが消えてしまった場合は、ほかの場所に残っているコピーを探します。
- 制作会社や前の担当者に聞く:納品前のデータを持っていることがあります。
- 社内のパソコンや共有フォルダを探す:「html」「public_html」「www」といった名前のフォルダがあれば、それがサイトのデータかもしれません。
- Wayback Machine を調べる:どこにもデータがなくても、公開されていたページが保存されていれば、そこから復元できます。
Wayback Machine に残っているかは、無料チェックですぐに確認できます。
Wayback Machine から戻せるのは、ブラウザに表示されていたページです。お問い合わせフォームの送信処理や、WordPress の管理画面などの仕組みは戻りません。これらは新しく作り直すことになります。
5. 同じことを繰り返さないために
- 自動更新と支払い方法を確認する:クレジットカードの有効期限が切れていないか、年に1回は確認しましょう。
- 連絡先のメールアドレスを会社の共有アドレスにする:担当者個人のアドレスだと、退職後に請求メールが誰にも届かなくなります。
- 契約は自社名義にする:制作会社名義のままだと、いざというとき手続きができません。
- バックアップを手元にも置く:サーバー会社の自動バックアップは、契約が切れると一緒に使えなくなります。
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