シングルボードコンピュータのベンチマーク比較ページを作成

以下のシングルボードコンピュータについて速度比較。RaspberryPiのベンチマークは数多くあれど、OdroidやNanoPiの記載が少ないのであとに続く方々の参考になれば。

結果は上記のページに纏め、随時追加していく。

Raspberry Pi 1 model B
Raspberry Pi 2 model B
Raspberry Pi 4 model B(8GB)
Odroid C2
NanoPi Fire3

Raspberry Pi 3、OrangePi等の他の機種もあるが、実際に運用しているのでベンチマークが取れない。退役した場合には追加していく。

各ボードで別々のOSで、ボードによっては裏でちょっとしたサービスを動かしているため、ベンチマーク環境は平等ではないので参考程度にしてほしい。
benchmarkは7zipのため、OSによって7zと7zrで異なる。両方実行できる環境では、7zrが7zに比べて10%弱速くなるとの結果が出ている。

ベンチマークは各OSのaptにて[p7zip]をインストールして以下を実行。

$ 7zr b
$ 7zr b –mmt1

7zrがインストールされない環境は7zで実行している。

結果的にはRaspberryPiはやはり世代順に早くなっている。OdroidはC2と古いバージョンになるが、RaspberryPiと比較するとおそらく3B+より少し早いくらいになるかと思う。

何より結果に驚いたのはNanoPi Fire3。RaspberryPiの最新機種であるRaspberryPi 4の速度を超えている。シングルコア当たりではFire3はRP4の半分程度しか出ていないが、Fire3は8コア、RP4は4コアなので、そこで倍のアドバンテージが効いている。

NanoPi Fire4はすでにEOLなようだが、並列処理が多く発生するようならNanoPi Fire3の方がパフォーマンスが良さそう。私も連続的な画像変換にFire3を利用しているが、RP4に比べて発熱も少なく電力パフォーマンスも良い。

今回は7zipのベンチマークなのでCPUの性能のみを比較しているが、ストレージの速度を考えるとダントツはOdroid C2になる。Odroid C2にはemmcが搭載できるので、実測で100MB/sを超える書き込みが出来ている。

RaspberryPiやNanoPiを含め、ストレージはmicroSDのみになるので、USBは使えるとはいえ、OS領域が心もとない。Odroid C2はすでにEOLで、公式OSはUbuntuLinux 20.04だが、カーネルは3.16と、LTSとはいえ2014年リリースで、2020年4月にサポートが終わっているため、すでにサポート終了から2年が経過する。フォーラムでは最新カーネルのビルド情報が交換されているが、オーディオデバイス等に問題を抱えている様子。
よって、クローズド環境では使えるが、セキュリティリスクを考えるとインターネット接続は考えなければならない。

とにかく、RaspberryPiが巷では有名で人気であるが、今の所速度ではNanoPi、汎用性ではOdroidに軍配が上がるかと思う。価格もRasberryPiよりも安く、入手性も高い。

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