ワープロOSを作ろう

パソコンを使った作業の中では、文章を書くことが格段に多い。
文章を書く機械は、パソコン以前からワープロやタイプライターがあり、それほど、世界的に古くから文章を書くニーズがあり、それをキレイに、早く作りたいという要望があった。
現在はパソコンの普及により、ワープロ専用機からワードプロセッサソフトウェアに取って代わられたが、それでも文章を書くことに集中、又は、専用的な機能のために現在も機器が開発、供給されている。例えば、GINGJIMからはテキスト専用入力マシーンとしてポメラが販売されている。

私自身も、このページのようなテキストを入力するためにパソコン、テキストエディタを立ち上げたが、テキストエディタのアップデート通知やプラグインの更新が表示され、テキストを入力している最中にも、PDF変換ソフトのアップデート通知、メールの新着通知が表示されている。

テキストを入力したいだけなのに、このようなメッセージが表示されては邪魔なことこの上ない。通知をすべてオフにすればよいのだが、汎用的な機械としてパソコンを使っているのであれば、テキスト入力に特化した設定にすると、その他の機能を使う上で不便となってしまう。

汎用的な機械を使うのであれば、この仕様は仕方がない。

Pomeraが欲しいが高いし、自分の好きな機械は使えないし、そもそも高くて買えないので、OSやプログラミングの勉強と合わせて、ワープロOSを作ってみようと考えてみた。

ワープロOSと言っても、まずはポメラと同じく、テキスト入力OSとして、日本語が入力できる程度の機能を考えてみる。その発展形として、簡単なワープロ機能を付加したい。

と、ワープロOSを作ろうと思い立った経緯を書いてみたが、実際にワープロOSを作るまでの流れを現時点で考えたのがこちら。

1. 小さなGNU/Linuxディストリビューションで実装

いきなりオリジナルOSは荷が重いので、まずは、GentooLinuxのような、小さなGNU/Linuxディストリビューションで実装してみる。
GentooLinuxをまともに触ったこともなければ、コンソールの日本語化/日本語入力、又は、X Windowシステムでシングルウィンドウのような設定もしたことがないので、何をしなければならないか調べながら進めていき、OS作成の全体像を掴んでいく。

2. Linux From Scratchで実装

GentooLinuxでワープロOSを作るというのは、汎用OSの上に、ワープロ専用OS風の環境を構築したという状況なので、よりワープロ専用OSに近づけるべく、LFSで必要なパッケージのみを構築する。
また、ファイル保存のあたりを専用OS風にするべく、エディタ上から直接ファイルシステム上のファイルを見せるのではなく、独自の何かを実装してみる。

独自の何かは、BTRONの実身/仮身ようなファイルシステムを作るのか、独自ファイル形式でそれっぽくするかはまだ考えていない。

3. オリジナルOSで実装

最初からオリジナルOSでチャレンジを考えていたのだが、OS自作関連の書籍を読んだ人の読書感想文を読んでいると、なかなか難しそうであり、そもそもキーボードから入力のためにUSBドライバ、そのさきのキーボードのドライバから書く必要があり、また、OSは起動したらしっぱなしで、そのドライブに保存するためにも、S-ATAのHDDドライバや、その上のファイルシステムの実装をしなければならない様子。
基本的に自作OSのユーザは、起動したあとに作ったデータは保存しないことで凌いでいるとのこと。

ファイルの保存のために時間をかけるのは無駄なので、この流れ実装していき、時間が出来たらオリジナルOSに手を付けることとする。もし、2.のLFSで満足出来る仕上がりに慣ればそこで終了となるが、自作OSを経験してみたいので、ワープロOSにならずとも、作ってみる。

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